久しぶりの謄写版ネタですね。
来年は戌年ですね・・・って、また年賀状ネタかよぉぉ!
って感じですが、ニッチな世界のガリ版ファンの皆様如何お過ごしでしょうか。
今日はだいぶ前に落札して放置してあったガリ版、
ーー詳しくはこちらを参照ーー
を使えるようにしておきましょう。ということでスタートです。
これですな。ホースの簡易跳ね上げ機構付きのセットです。
スクリーンが使えるかどうかチェックしたかったんですが、
当時の原版付いたままで分からなかったんですね。
剥がれるかなぁと思ったけど、ガムテももうパリパリで、
更にインクの油分で難なく取れました。
詰まり、カリカリとベトベトが混在している厄介な状態ですw
まずは清掃、インクを落としていきましょう。
スクリーンにもインクついてるので洗油でコツコツやっていく。
こんな感じかな。サイドの黒い線はローラーのフレームが当たって
削っちゃうんだろうね。
スクリーンは・・残念ながら破れてました。交換ですねえ。
フレーム留めの溝のインクもきれいにしておきましょう。
フレームロックのプレートについたガムテの跡が一苦労。
そしてフレームに巻き付いたガムテを剥がすのもなかなか骨が折れる。
取り敢えず完了。
さて、ある意味今日のメインディッシュだけど、この原版、チョット見てみましょう。
インクを拭き取る。
・・と、思ったけどあ、これ、この残ったインクで透過できるな。
あ、やっぱりw
コレはいけるということで、インクを適度に取り除いて本番。
出てきました!
内容は日立青色申告会の「昭和59年定時総会開催について」の案内でした^^
まてよ・・・でもこれ活字だよなぁ。はて?
と思って更にインクを拭うと、やっぱり原版青いw
懐かしのジアゾ印刷の原版じゃないですか〜
なんかさ、こう見るとアナログのデータ保存って何気に素晴らしい。
ってなるわけですよ。
PC壊れた!電気使えない!で二進も三進も行かない現代はどうなるんでしょうねぇ。
ま、記念に保管しておきましょう。
そんな事で今日はココまで。
スクリーンを買ってこないといけないね。
〜〜<おまけ>〜〜
箱の裏に「八潮プライウッド株式会社」ってステッカー貼ってあって、最初、
コレが謄写版のメーカーかなぁと思ったんだけど、調べたら
合板産業、現「株式会社キーテック」の前身なんだね。
ホースがキーテックの合板を使って作りましたってことでいいと思うけど、ふと思う。
ハンズとかで木材買ってもこんな等級規格のステッカー貼った商品なんて無いよね?
もしかして今と違いかなりの粗悪品がまかり通ってた故の、表記なのか。
定かではないけどこういうのも面白いね。
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