2018年4月4日水曜日

10年前の器(イイホシユミコ)

ひどく思い入れがあるものなのでふと閉店片付けの作業を止めて筆を執る(いや、キーボードだろw)

 そもそもあまり作家物の作品ってそうそう買わない。
俺のアンテナがシビアなのかどうかは分からないが、よほど気に入ったものじゃないと手に入れない。
 あれは開業準備の頃だったから2007年の終わり頃だったと思う。
何かの情報(紙かWEBか忘れた)で誰かの作家物が目に止まった。
そう、一目惚れだ。イイホシユミコさんが作っているアイテムであった。
「コレがほしい」となって色々探したら二子玉川のKOHOROさんで展示会的なのをやっていると。
 コレは行かねばということで現地調達するも数が足りず、本人に聞いてみると台東区のデザイナーズビレッジというアトリエで作っているので取りに来てくださいとの事で、
 http://www.designers-village.com/19/yumiko_iihoshi_porcelain.html(2007年度)
買い付けに行った思い出があります。



この形。
コレは個人差有るでしょうが俺にはドンピシャの形状でした。
上窄まりの形といい、チョットかかった釉薬と良い、出会ったときは嬉しかったですね。

まぁしかしお店で使っていると欠けたり割れたりしていきます。
その後もデザイン変わりましたがチョット買い足したりして10年目。



歴戦の強者。
残念ながら私のお店は終わりですが、コレは個人的に大切に持っていきましょう。
うちの珈琲や料理の立役者として頑張ってくれた器とそれを作ってくれたイイホシユミコさんに感謝です。
 有難うございました。