2017年2月27日月曜日
AUTO GRAFLEX 試写
<AUTO GRAFLEX(4x5改) Bausch & Lomb Tessar 3.25x4.25 ACROSS100>
試写したのを現像しまして、ライトビュワーの上にネガをおいて上からデジカメ撮影で反転したお手軽ものですが、予想以上に素晴らしかった。
懸念していた光漏れもなく、普通に写ってくれました。
レンズはボシュロムテッサーで、これが実に良い。(個人的に)
昔マザー牧場で撮ったときも、なんかヤバイ写りするレンズだなと薄々思ってましたが、
再確認致しました。「俺、このレンズ好き。」
ただ、こんなの持って渋谷の街を歩いていると数人から「それなんてカメラですか?」と声をかけられますが、実になんて答えていいか苦悩する。
苦悩した挙句、「えーと、これは、おーとぐらふれっくす って言うカメラです」という、実に間の抜けた小学生並みの答えが口から漏れる。
実際のところは「えーと」の部分で時代を言おうか、改造の苦労を言おうか、機構的な部分を言おうか色々悩むが、言ったところで相手がポカーンだとこっちも悲しくなるのであえてマヌケな回答を選ぶ。
フルコースで答えると立ち話にならない可能性もある。
そこは通りすがりの二度と合わないであろう人への配慮だ。
今日日興味ある人は「おーとぐらふれっくす」でその後検索するだろう。
まぁしかし、4x5であるが4x5を映さない3.25x4.25のこのカメラを使うのか。
スピグラやリンホフや4x5のフィールドカメラなんて他にもあるじゃん〜と思う方も居るかもしれないが、そこは一つ声を大にして言おうじゃないか。
このオートグラフレックスは、
4x5の一眼レフなんです。
一眼レフなんです!
上から覗くフードは海女さんがウニ探すためのものじゃないんです!
構図を見ながらシャッターが切れるんです!
もう一度いいます、4x5です。
後付レンジファインダーやスポーツファインダーとはわけが違うんです(まだいうか
ここまで言って感動しないあなたは大判童貞ですねわかります。
ロールフィルムで一生を終えるのも又ソレも善き哉。
もう無いんですよ。残念ながら。
こういうのを作ってるところが。
なので今回改造致しました。
良い写りなので長く使っていきたいと思います〜
では次は4x5の現像タンク的な何かを・・・
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