2019年1月20日日曜日

4x5判木製暗箱 製作記 #1

さて、作業台もなんとか出来上がったので、並行して設計していた4x5判木製暗箱の制作に取り掛かるんべ。
まずは試作ということで比較的入手しやすい9mm厚のラワン合板で制作を行う。



丸鋸であられ組のカットと、トリマーで溝を削る。
合板なのであられ組のカットとかで表面が剥がれるw



本体胴後部。便宜上A-1パーツとする。





A-1の溝に嵌める材料を切り出し。便宜上A-2パーツ。



はめ込んで接着。



同じ要領で一回りサイズの小さいBパーツを作る。



まるで茶筒の蓋のようにピッタリだ。(塗装できんのかなこれw



チョっときっちり作りすぎた感はあるが、こちらの採寸どおりにカットができる作業台ということが実証できただけでも良いかも。



背面、ホルダー側の制作に着手。Cパーツ。
内側をくり抜く作業は、穴あけ→ジグソー→鑿&ヤスリ仕上げになってます。



ホルダー底上げパーツの接着。
底上げしておかないと今回の設計では引き蓋が抜きづらいのね。



Cパーツの接着完了。
次にビューグラスのDパーツ。
毎度のアクリル3mmを#400でヤスリがけ。
アクリルを嵌める溝は罫書きと鑿で。



接着&ヤスリがけ完了。





嵌め具合はこんな感じ。
ホルダーが入れやすいように斜めのカットを施してある。



ホルダーを入れたときにDパーツがはみ出ない高さに縁の高さを設計してあります。



Dパーツの押さえ込み機構を電工パーツとワイヤーで制作。



チョイスしたスプリングの硬さもいい感じ。



ホルダーを嵌めると押さえつけながら保持。



Aパーツに鬼目を打ちユリアネジで固定。
4つのつもりだったが回すのもかったるいし2つで十分だった。



レンズボード、Eパーツ。
リンホフボードの大きさでトリマーで削る。



抑えの安定の為ウレタンゴムを貼る。



レンズ固定はすごく簡単にこの機構。



そんな事で完成。



合板試作で荒削りだけどなんとかベースの形は出来た。



30cmくらいの近距離焦点の伸張もなんとか大丈夫だが、



蛇腹を使用してないので出し過ぎは注意だな。

まだ外装&機構的に付けるパーツや加工はあるけど一旦ここまでの作業を纏めておかないとアカンと思ったので、今日はここまで!

0 件のコメント:

コメントを投稿