箱とかを作るには45度加工が欠かせない。
無くても見せたりする継ぎ方は90度があれば良いのだが、
チョット仕口を隠したりするときには45度が物を言う。
今まで作ってきたカメラ、箱の角をL字に継ぐ時は段付きの合わせでやってきた。
特に芸がない継ぎ方(コレはコレで中々大変なんだがw)だが、
現段階では強度をそこまで必要としないのでそれで十分でもあった。
といっても中のラックピニオンさえ木製で作ったので重量も相まって問題ないのかもしれない。
作ってみると改めて分かるのだが、細かいピント調整にはやはり鉄製の歯車に分がある。
より繊細な精度と受け止める強度、見合った外装。
などと考えていると45度加工が必要になる。
ということでハンズで45度加工してもらった素材。
まともな定盤もない環境では45度加工はチョット厳しかろうということでココはやって頂いた。
加工賃材料費込みで3,000円弱。
本来ならケヤキやタモ等の硬めの柾目を使ったりするんだろうが、素人が手を出すと反りとかの対応で大変になりそうなのでココはラジアタパインの集成材で。
集成材は変形が少ないので最初に使う削り台には十分だろう。
ちなみにラジアタパインはマツ科マツ属なので硬さもある。
タイトルの「留め板削り台」の"留め"とは45度加工のことであります。
45度以外の角度は"振れ留め"というようです。
接着です。
長手側面をぴったり合わせても小口は微妙にずれているんですね。
ハンズ加工精度の目安か。
鉋とヤスリでぴったり仕上げる。
この前レストアした小鉋が活躍だ。
残念ながらアングルスケースを持ってないので角度の確認はできていないw
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